第一回ヨーロピアングリーフ学会

第一回ヨーロピアングリーフ学会

9月21日から23日までコペンハーゲンで開かられた学会にはヨーロッパ、オーストラリア、日本を含めた27カ国から発表者が集まりました。

学会長のThe Danish National Center for GriefのTina Graven Østergaardさんと組織委員会メンバーのHeidi Müllerさん

私は「From One to Eight Million Gods: Observations on Bereavement by a Hospice Psychologist」というタイトルで、故人との魂の関係を繋いていくritualとしてハワイのLantern Floatingについてポスター発表しました。精霊流しは日本を超え、ハワイやニューヨーク、アイルランドでも死を悼む行事として開催されていました。ハワイでは宗教や人種に関係なく、毎年アラモアナビーチに5万人ほどの人が集まります(コロナが蔓延するようになってからは延期)。

ウォーデンはTasks of Mourningの中で、死を悼むプロセスについて書いていますが、Lantern Floatingにはその4つのタスクが全て織り込まれていると感じます。そんな喪の行事を通して魂の関係を紡いできたということをヨーロッパの人に知っていただく機会となりました。

たくさんの出会いがあり、学術的にも、個人的にも実りの多いものとなりました。次の学会は2025年にアイルランドで開催される予定です。

私は次の目的地ノルウエーに向かいます。

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