KIITO300イベント: 職場の喪失を支える

KIITO300イベント: 職場の喪失を支える

デザイン・クリエーティブセンター神戸(KIITO)の市民参加イベントに採択いただき、職場のグリーフを考えるイベントを無料で開催します。   

職場では様々な喪失が交差します。解雇、転勤、退職だけでなく、同僚が従業員が不慮の事故や病気で亡くなることもあります。職場とはいえ、生活から切り離すことも難しく、それぞれで起きた喪失はそれぞれの環境に影響を与え合います。イベントではグリーフについて理解を深めながら、職場での喪失を振り返り、喪失が及ぼす心と体への影響、仕事とグリーフのバランス、喪失との向き合い方に触れ、一人一人が明日から職場でできることを一緒に考えます。

日時:3月1日(金)17:00~18:30

場所:KIITO 3F Rm 300(住所は添付のフライヤー参照)

定員:30名

お問い合わせ・お申込:グリーフ&ブリーブメント研究所 aki@akimorita-psyd.com

DEEP TIME 「森から学ぶマインドフルネス」1月20日

DEEP TIME 「森から学ぶマインドフルネス」1月20日

大阪の能勢で循環葬を提供されているat FORESTさんにお招きいただき、とってもほっこりするTOGO BOOKS nomadikさんで一般の方向けのお話会にお邪魔しました。これまでいろんな場所で講演やワークショップをさせていただいてきましたが、誰かのお家のリビングで近所の方に集まっていただいて(あくまで雰囲気です)、顔の見える距離で、お話をしていると、そこにいるのがとても自然に感じられて、暖かい気持ちに包まれました。それはat FORESTさんやTOGO BOOKS nomadikさんがそういうコミュニティーの中でお仕事をされていらっしゃるからでしょう。いい一日でした。

横浜市立大学 国際看護学レクチャー 1月15日

横浜市立大学 国際看護学レクチャー 1月15日

2024年レクチャー第一弾は横浜市立大学での特別講義です。この日はインドネシアのハサヌディン大学の看護学生が研修に訪れていて、横浜市立大学の看護学生との合同授業となりました。英語でのレクチャーは去年の8月ノルウェーの大学で研修中の北里大学の看護学生向けの授業以来です。日本でも国際的な人材を育てるという意味で学生はもっともっと英語で学ぶという機会を持つべきです。

静かに授業を受ける日本人は、外国の学生に比べて能動的にうつるため、どんな感想を持っているのか、どんな学びがあったのか、その場では分かりにくいのですが、後で感想を書面でうかがうと、しっかり意見を持っていることがよく分かります。

日本では患者さんやご家族に近い距離で関わるのは看護師です。それは緩和ケアや終末医療も同様です。未来の看護師さんたちに、お話をさせていただくのは、何よりも嬉しいものです。

2024年もよろしくお願いいたします

2024年もよろしくお願いいたします

最後のポスティングから、ノルウエーで研修中の北里大学の看護学部生の皆さんに英語で授業をさせていただいたり(8月)、日本緩和医療学会の大阪支部大会で発表させていただいたり(9月)、ハワイの本願寺回教師の皆さんに2日にわたってワークショップをさせていただいたり(10月)充実した年となりました。今年も多くの方との出会いを大切にしながら、成長し続けたいと思っています。

ズームdeグリーフサークル 10月参加者募集

ズームdeグリーフサークル 10月参加者募集

ズームdeグリーフサークルは、参加者がグリーフについて理解を深めながら、自らの喪失を見つめ、グリーフとの付き合い方や他者を支えるヒントを見つけていく会です。

現在はズームで、医療従事者対象ですが、今後は一般の方や、対面(神戸限定)でも

始めていきたいと思っていますので、ご興味のある方はお知らせください。以前お知らせいただいた方はしっかりと覚えておりますので、ご心配なく!

ご許可を得て、修了した参加者の方々の感想をご紹介します。

・少人数で話しやすかった。

・生死に真剣になって別れのことを語る機会がもててよかった。

・ピアサポートのパワフルさを実感した。

・資料が日本人の死生観に合わせたものになっていて勉強になった。

・共に学び、語りながら、グリーフに心を寄せ、全てのグリーフに向き合うことができた。

・父の死を愛情やあたたかい想い出に変えられた。

・自分の中に自分も失った、失っていた部分を見つけることができた。

次回ズームdeグリーフサークルは10月スタートです。

長崎県立大学で特別授業

長崎県立大学で特別授業

7月13日、長崎県立大学の看護学部の授業にお邪魔しました。せっかくなので前日に長崎入りし、美味しいちゃんぽんに舌鼓を打ち、せっかくなので県立美術館にも足を伸ばしました。

授業ではは10月から高齢者医療の現場で実習が始まる看護学部3年生の学生さん対象で高齢者医療・終末医療のあり方や看護師の役割について一緒に考えました。「身体や心を聴くことのできる看護師になりたい」「緩和ケアやホスピスケアに対する興味が深まった」「アドバンスケアを祖父母と一緒に考えてみたい」など率直な感想が心に響きました。授業の写真を撮るのを忘れたので、長崎記念の写真を代わりに。

All reactions:

39Yuki Floyd, Rie Matsumoto and 37 others

講演のお知らせ

講演のお知らせ

【講演のお知らせ】

特定非営利活動法人 健康医療開発機構様にお招きいただき7月29日(土)「喪失に寄り添う:終末期における心のケア」というタイトルでお話をさせていただく機会を頂きましたのでお知らせいたします(zoomです)。会員、学生であれば無料。一般の方は1,000円会費がかかります。お申し込みは以下のリンクからできます。https://peatix.com/event/3628762

「極上の終活の仕方」ハワイ編

「極上の終活の仕方」ハワイ編

5月27日にホノルルマキキ教会で開催されたイベントでは100年時代をいきいきと生きるということや、体が衰えてきた時・命を脅かす病気になった時に考えておいた方がいいことなどについてお話をしました。

仲のいいお友達の、元ホスピス医、看護師、チャプレン、ソーシャルワーカーが来てくれて(それだけで最強のホスピスチームができてしまう!)とても有意義なQ&Aになりました。

グリーフサークル第3期スタート!

グリーフサークル第3期スタート!

今年の1月からスタートしたズームdeグリーフサークル、第3期の参加者を募ります。看取りや死に関わる医療やケアの現場でお仕事をされている方々が対象です。日程は以下の通り。10名以下という定員でグリーフサークル自体がそれぞれを支えあうコミュニティーとなることから全日程参加できる方を優先させていただきます。これまでグリーフに悩んでいる方、グリーフについて学びを深めたい方、グリーフケアに興味のある医師、看護師、介護支援員、ケアマネージャー、薬剤師、心理士、緩和ケアボランティア、保健師の方などにご参加いただいています。毎回違ったテーマに沿ってワークブックを使いながら共に繋がり、語り、学びます。定員になり次第締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。必要な方に届くよう、お知り合いの方にお知らせいただければ幸いです。参加費15,000円(参加費、ワークブック代含む)。詳しくはフライヤをご覧ください。お申し込み・お問い合わせはグリーフ&ブリーブメント研究所aki@akimorita-psyd.comまで。

第1回 7月8日(土)                喪の旅の始まり

第2回 8月12日(土)            グリーフの道のりを知る

第3回 9月16日(土)            グリーフと心の関係

第4回 10月14日(土)        大切な人を悼む

第5回 11月11日(土)        大切な人の支えになる

第6回 12月9日(土)            出会いと別れの意味

いずれも14:00〜15:30

第二弾ズームdeグリーフサークル始まります

第二弾ズームdeグリーフサークル始まります

第一弾は1月から始まり、現在8名の医療関係者の方々が2回目のミーティングを終えたところです(全6回)。毎回、学びを深めながら色々な発見があり、いいグループワークや相互支援の形ができています。少人数制で、自らのグリーフ体験を通して学び、語り合う、こうした形のグリーフケアというのは日本でも珍しいのではないかと思います。米国で心理治療・グリーフケアに関わっていた専門家が、心理的安全性や、ファシリテーションなどにも配慮し「学び」と「語り」と「相互支援」のバランスをとりながら進めていくグループは例がありません。

グリーフは一般的に病気ではなく喪失による自然な反応ですが、生活にも仕事にも影響を及ぼすほど辛い時期もあります。さらに看取りに関わる医療関係者であれば、立て続けに患者さんを亡くしたり、辛い死に直面したり、プライベートなところで喪失を体験したりします。経験するグリーフは、放っておけば癒えるどころか、認知されず、重なってゆきます。そうしたグリーフを1人で心の中に抱えている医療従事者がたくさんいます。コロナ禍では尚更です。

第二弾は4月からスタートです。月一回2時間の会で、全6回です。定員は10名ですが、定員に達した時点でお申し込みを打ち切らせていただきます。今回ご参加いただけない方であっても、定期的に開催していきますのでメールでお知らせください。