「グリーフとおよぐ」レビュー第二弾
レビュー第二弾は淀川キリスト教病院のチャプレンをされている浜本京子さんからです。
「愛する人とのお別れや喪失の体験は、ある日突然わたしたちをいままで経験したことのない感情の海へと放りだします。それは悲しみや孤独感ばかりではなく、とりとめのない怒りや悔い、恨みなど、いつもは心にふたをしてきたものです。そんな感情の波にのみこまれそうな時、森田亜紀さんの本とワークはわたしたちの浮き輪となって助けてくれるでしょう。一つひとつの感情が大事な回復のプロセスであり、実はわたしたち自身のうちに回復のための知恵があったことに気づかせてくれます。グリーフを旅する人のお守りみたいな本。日々喪失にさらされる医療者にもお勧めしたい一冊です。 」
