市民講座のお知らせ                  

   市民講座のお知らせ                  

日本と米国の医療・医学教育の交流を目指す一般社団法人JrSr主催の市民講座にお招きいただきました。創立者でもあるハワイ大学の町淳二先生とはハワイからのお付き合いで、異業種でありながらこれまでにも交流イベントやセミナーにも参加させていただいています。活動に賛同されて参加される講師陣の中には日米でご活躍の方々がたくさんいらっしゃっていて、これから海外でキャリアを考えている方や、海外での医療事情などに興味がある方は会員になっておかれることをおすすめします。以下JrSrのフェースブック投稿から抜粋。

講演タイトル:「極上の別れの条件」

講演内容:ほとんどの日本人は最後まで延命を試み、そして病院で亡くなることが多い。それは心臓が1日でも1時間でも長く動いているために、強い薬剤や機械などで生きながらえるということを意味する。最後まで戦う医療には、往々にして心を通わせるお別れの余地がない。ここでの「別れ」は臨終という最期の場面を意味するのではなく、命が限られていると知らされた時から始まる悲嘆のプロセス(作業)を指す。残された時間の過ごし方は人様々で、正しい答えはない。しかし別れの準備をする余地もなく、壮絶で孤独な戦いの中、苦悩や苦痛を抱えながら死ぬことは本人にとっても家族にとっても余りにも悲しい。別れの準備は、いのちの限界を受け入れる勇気と決断から始まる。いのちは最期を意識することで一層輝きを放つ。そしてそこには、生まれてからのいのちの歩みがあり、支えてきた人々との愛情や深い絆の物語、そして安堵と満足もある。本JrSr市民講座ではハワイ州のホスピスでグリーフケアに関わってきた経験を綴った「極上の別れの条件」(文芸社より2021年5月出版)から、人生の別れにどう向き合うのかを皆さんと考えてみたい。

講師:森田 亜紀(もりた あき)グリーフ&ブリーブメント研究所 代表臨床心理学博士兵庫県出身。一部上場企業で3年勤めた後、1990年渡米。ニューヨーク州コロンビア大学・ティーチャーズカレッジカウンセリング学科修士、ロングアイランド大学臨床心理学科博士課程修了。2012年からハワイ州オアフ島のホスピスにてグリーフカウンセラー兼、遺族ケアコーディネーターとしてグリーフケアに関わる。2019年帰国。2021年5月「極上の別れの条件」を文芸社より出版。

講演開催日時: 2021年7月11日(日) 午前10時-11時30分(日本時間)※講演60分、質疑応答30分

開催場所:オンライン;zoomにて

開催申込方法:下記申込フォームより事前登録https://juntendo-ac-jp.zoom.us/…/tJAvdO2prDktHd1Y72PlZy…

参加費:無料

定員:無し

主催、運営:JrSr

当日の参加方法について:事前登録用フォームから登録するとすぐ受付完了のメールが届きます。そのメールには当日のZoom参加用のリンクが記載されていますので、それをクリックして参加してください。初めてZoomを利用される方は、下記リンクに使用方法をまとめてありますのでご参照ください。http://jrsr.or.jp/…/Zoom%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E3…ご不明な点があれが、jrsroffice@jrsr.or.jp まで。

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